2016年7月4日月曜日

シャンパーニュの丘陵群、家屋群、地下貯蔵庫群 ⑥シャンパーニュ

訪問世界遺産

シャンパーニュはなだらかな平原を意味する。昔は州として8県が含まれていたが
現在は5県がシャンパーニュ地方(La Champagne)として、有名なスパークリングワインの王様シャンパーニュ(Le Champagne)を造っている。しかしすべてが平原ではなく中心となる3地区の北から「モンターニュ・ド・ランス」は森も多いし、その南の「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」はセーヌ川の支流マルヌ川沿いの浅い谷である。そしてその南に広がる「コート・デ・ブラン」は白亜質の丘陵となっている。平原はタバコやビーツなどの畑より、「ランスからシャンパン・ルート」を選んで村々を通る約70kmの道のりに広がるぶどう畑は壮観で特にヴェルズネの風車(写真)
や今は3★のアッシエット・シャンプノワーズでランチもお薦め。
シャンパーニュのワインメーカーはランスとエペルネの町に2分されているがランスはローマ時代に街を作るために切り出した地下の採石場の空間があり、総延長約250kmにおよび今ではシャンパーニュに欠かせない地下貯蔵熟成庫となっている。大手メーカーとしてポメリー、マム、テタンジェ、パイパー・エドシックなど見学できる。